images/icon_green.gif Books (本 ・ 解説)


著書

  • 金子邦彦、澤井哲、高木拓明、古澤力. (2020) 細胞の理論生物学、東京大学出版会、345ページ
  • 普遍生物学:物理に宿る生命、生命の紡ぐ物理(東大出版会)305ページ、2019年10月(3600円)
  • 金子 邦彦. 「複雑系生物学―ゆらぎ、安定性、可塑性と適応、進化、発生」. (浅島誠 他, 「現代生物化学入門8:システムバイオロジー」, 75-113, 岩波書店, 2010)
  • 生命とは何か(第2版)-- 複雑系生命科学へ--、東大出版会、442ページ、2009年2月(3600円)
    (生命とは何かー複雑系生命論序説(2003年)の改訂増補版:遺伝、代謝、分化、発生、進化の普遍的特性をを、構成的生物学実験および複雑系理論から捉える)
  • 複雑系のバイオフイジックス (共立出版、シリーズニューバイオフイジックス7)、 2001(金子邦彦編: (第1章金子、第2章 澤井ー沢田、第3章 古澤(当研究室2000年卒業の博士論文に基づく)、 第4章 柏木ー四方、第5章上田、第6章 構成的生物学に関する四方ー伏見対談、 第7章 大沢文夫による自発性についての解説
  • 複雑系の進化的シナリオ −生命の発展様式− (朝倉書店)、 1998 金子邦彦、池上高志
  • 複雑系のカオス的シナリオ (朝倉書店)、 1996 金子邦彦、津田一郎
  • Life: An Introduction to Complex Systems Biology, Springer 2006(上記「生命とは何か」の初版本を加筆改稿、第2版本の結果も一部述べる)
  • Complex Systems: Chaos and Beyond, Springer 2001 ( K. Kaneko and I. Tsuda, 上記「複雑系のカオス的シナリオ」に基づく)
  • Theory and Applications of Coupled Map Lattices (Wiley) 1993: edition and Chapter 1
  • Collapse of Tori and Genesis of Chaos in Dissipative Systems (World Sci. Pub., 1986, 264 pages : based on thesis of 1983)

Edition of special issue (特集号の編集および執筆)

  • K.Kaneko and T. Tsuda, ``Special issue on Chaotic Itinerancy", Chaos 13 (2003)
  • K. Kaneko , T. Ikegami, and I. Tsuda, ``Constructive Complexity and Artificial Reality", Special issue of Physica D (75;1994)
  • K. Kaneko, ``Special issue on Coupled Map Lattice" Chaos 2 (1992)
  • 特集 「複雑系-生成と崩壊のダイナミクス」 編集 (数理科学 396号 1996年)
  • 特集 「複雑系の科学」 編集 (数理科学 336号 1991年)

雑誌や本の中での日本語解説

  • 金子 邦彦. 「普遍生物学」. 数理科学11月号 (2021) 51-57
  • 山岸純平、斉藤稔、金子邦彦. 「代謝漏出による微生物の共存共栄戦略」. 生物物理 61(2021) 400-403
  • 金子邦彦. 「表現型の揺らぎと進化の方向性」. 生物の科学 遺伝 2022年1月号(vol.76) 60-65
  • 金子 邦彦. 「日本進化学会学会賞・木村資生記念学術賞を受賞して」. 進化学会ニュースレター3月号(2021)
  • 金子 邦彦. 「普遍生物学:小松さんへのレポート」. 現代思想(10月号、総特集、小松左京) pp218-226(2021)
  • 金子 邦彦. 「科学にとって私とは 個人性と普遍性の奇妙な両立」. 現代化学(2020年8月号)
  • 畠山哲央、金子邦彦、「生体リズムの頑健性と可塑性」、生物物理 57(4),186-190(2017)
  • 金子邦彦、「可塑性、頑強性、活動性の普遍生物学」、生体の科学 65(2014) 438
  • 金子邦彦, 自己言及的伏線遍歴("物理の道しるべ" 19回)(数理科学, 569, 78-83)(pdf file )
  • 藤本 仰一, 石原 秀至, 金子 邦彦. 「空間パタン形成の遺伝子ネットワーク進化理論―ネットワーク構造と機能の対応づけ」. (生物物理, Vol.50, No. 1, 018-022 ) 2010.(pdf file )
  • 金子邦彦. 「生命とは何か 1944(1948) vs 2003(2009)」. (数理科学:特集シュレーディンガー, 555, 45-50,) 2009.(pdf file )
  • 金子邦彦「細胞状態の動態、ゆらぎと適応、分化」 パリティ vol.24 No.01, pp72-74 2009年1月号 丸善
  • 金子邦彦「細胞分化の不可逆性とその巻き戻し」 現代思想「万能細胞――人は再生できるか」 vol.36-8, pp82-93 2008年7月号 (pdf file )
  • 金子邦彦, 吉田寛, 古澤力「多細胞生物の再帰的増殖と細胞タイプ多様性の両立条件」 生物物理 vol.47 No.01, pp29-35 2007
  • 金子邦彦. 生命システムをどう理解するか:可塑性,揺らぎ,進化(浅島誠編集)96-115. 共立出版. 2007
  • 金子邦彦.物理学で生命システムを理解する.学問の扉:東京大学は挑戦する.(東京大学).190-200.講談社(東京).2007.
  • 金子邦彦, 古澤力. 複製細胞の反応ネットワークダイナミクス. (数理科学, 529, 77-83,) 2007.
  • 津田一郎、金子邦彦「複雑系」(岩波数学辞典の項目)、2007
  • 金子邦彦、安冨歩「経済学から歴史学中心の社会科学へ」(経済学の現在2、2005年)
  • 古澤力、金子邦彦「複雑系としての生命システムの論理:細胞状態の普遍統計則を中心にして」 細胞工学 2004年 vol.23 No.4
  • 「生命システムの論理」 (「21世紀物理学はどう変わるか」、掌華房、2002)
  • 「複雑系としての生命科学」 (「複雑システム科学」放送大学大学院教材 NHK協会、2002)
  • 「共依存的生滅の論理」(with 安富歩) (「社会経済史学の課題と展望」、有斐閣、2001)
  • 「複雑系としての生命システムの論理を求めて」 物理学会誌 55 (2000)508ー518 (pdf file )
  • 複雑系生命科学の問題 数理科学 441 2000年 28ー36
  • 金子邦彦 「複雑系生命科学の構築にむけて I、II、III」、 パリティ 2000年
  • 「動的相互作用生命観」 講座「生命」(哲学書房、1997)
  • 「多重アトラクター系の解剖に向けて」数理科学1997年6月号
  • 複雑系ーカオス的シナリオから生命的シナリオへ 現代思想 1996年11月号
  • 「相互内部ダイナミクス系としての生命観」 現代思想 1995年12月号
  • 「カオスネットワークと階層的ダイナミクス」 日本物理学会誌 1995年50 号289ー295 (pdf file )
  • 「多様性をうみだすカオス」 日経サイエンス 1994年 5月号 34-41(別冊「複雑系が開く世界」(1997)に所収) (pdf file )
  • 「カオスによる複雑さと多様性の創発と進化」 電子通信学会誌 1994年 77号 128-134
  • 「カオス、CML、複雑系」 科学 1992年 62号 427ー435
  • 「Coupled Map Lattice とその応用」 海洋 1991年 23号 606ー611
  • 「大自由度カオス」 (数理科学336号 1991年6月号) 16ー21
  • 「時空カオス」 日本物理学会誌 1988 年 43号 689ー697 ( Assoc. Asian Pacific Physical Societies Bulletin 1 No.3 12-20 に 英訳が掲載

書評ほか

  • 「数学はこうしてつくられていく」:津田一郎著「脳の中に数学をみる」の書評、数学セミナー、2017年2月号
  • 書評:大沢流手作り統計力学、 生物物理学会誌 (2013)vol.53 No.6, 340
  • 歴史の小径: 久保亮五先生「基礎と応用」、日本物理学会誌、(2011) vol.66 No.2

本(非学術書)

  • カオスの紡ぐ夢の中で( エッセイ・小説集) 小学館文庫1997, (早川書房より再刊, 2010)

エッセイ、書評、解説等(非学術的なもの)(最近のもの:それ以外はほぼ上掲書に掲載)

  • 読者を書きかえ続ける世界文学(書評「道化師の蝶」)(2012年、群像、5月号)
  • 内部の師との出会いと永訣(追悼、小松左京) (2011年、文学界 10月号、202−205)
  • 紀元前480年のTwitter 金子邦彦 (2010年、本の雑誌、9月号)
  • 解説:猿の証言(北川歩実、新潮文庫 2000年)
  • 解説:継ぐのは誰か(小松左京、ハルキ文庫1998年)